産後の家事の始めどきと注意点まとめ

産後の家事の始めどきと注意点まとめ

産後のからだと精神

女性は妊娠をした時から身体に大きな変化が起こっています。日々大きくなる赤ちゃんに比例してお腹も大きくなります。

普段の体重と赤ちゃんや羊水の重さなどが負荷となり、腰痛を引き起こすことがあります。 

さらに妊娠中の栄養素は優先的に赤ちゃんに運ばれるしくみになっているため、貧血気味になることもあります。

このように大変な妊娠期間を経てようやく出産となります。

出産をして赤ちゃんとの新しい生活が始まると同時に、徐々に通常の生活に戻ることになります。

しかし出産直後は、安静にすることが必要とされています。

産褥期とよばれるこの時期は出産で無理をした体がもとに戻るための時間だからです。

個人差がありますが、大きくなった子宮や、出産時に開いた骨盤がもとに戻るためにはだいたい1か月を要するといわれています。

またホルモンバランスも徐々に妊娠前に戻っていくため精神的に不安定になったりします。

妊娠中から出産後まで、体調とホルモンバランスと付き合っていかなくてはいけません。 
 

産後の家事の始めどきと注意点

無事に出産が済んだからといって、体とホルモンバランスはすぐに妊娠前には戻りません。

産褥期には、妊娠中に多く分泌されていた女性ホルモンが少しずつ減っていくことで体と心に変化を与えます。

精神的に不安に感じることが増えたり、涙もろくなったりする一方で、髪の毛の抜ける量が増えたり、子宮復古のための後陣痛があったりと体にも負担がかかってきます。産後1か月は赤ちゃんのお世話に専念し、ゆっくりと過ごすよう推奨されているのはそれらの症状が回復傾向に向かうための期間が必要だからです。

しかし、核家族化が進み育児や家事に協力してくれる人が近くにおらず、産後の体で自分がやるしかないケースも少なくありません。

赤ちゃんのお世話に家事、そこで無理をしてしまうと体の回復が遅れるだけでなく、精神的にも追い詰められて産後うつという状態になってしまうお母さんもいるのです。
 

赤ちゃんのお世話と家事の両立ができない

生まれたばかりの赤ちゃんは昼夜関係なくお世話が必要です。夜中の頻回授乳による寝不足などが続く中で、家事を行うことは想像以上に大変なことです。
 

家事を進めたいのに予定どおりにできない

家事をする予定をたてても、赤ちゃんのお世話に追われるとしようと思っていたことができないというストレスを感じます。きちんとやりたいとおもう気持ちがあるのにうまくいかないという辛さは周りにはなかなかわかってもらえません。
 

体調不良が起こりやすく思うように動けない

出産後は体力が落ちているだけでなく、夜中の赤ちゃんのお世話などで寝られない日々が続くと体調不良を起こしやすくなります。疲れやすくなったり、授乳による肩こりや腰痛があったりします。よく食べて休めるときには休むことが大切です。 
 

このような状態のときには、体もホルモンバランスも不安定なので、無理をしてはいけません。

まだ家事を始める時期ではないと考え、栄養と睡眠をとることをなによりも優先してください。

経過が順調であると感じ始めた場合には、3週間目をめどに少しずつ軽い家事からはじめるようにしましょう。

その頃には赤ちゃんのお世話にも慣れ、生活のリズムが整ってきます。
 

産後の家事のコツ

産褥期は決して無理をしない範囲でできることから少しずつが基本です。とはいえ、2人目の出産であったりすると上の子のお世話の必要もあるためゆっくりなんてしてられないと考えるお母さんもいるでしょう。

そこで産後の家事をうまくまわすためのコツをみていきたいと思います。
 

家族と協力する

お母さんが赤ちゃんのお世話に専念できるよう、家族のサポートが必要です。

お父さんだけでなく両親などにも協力してもらい、掃除や洗濯などの家事は任せることをおすすめします。

やってほしいことなどを細かく指示することで、周りも動きやすくなります。

ひとりではなく家族みんなで子育てするようにしましょう。
 

手抜きをする

この時期は今まで通りにはいかないということを理解、納得することで完璧ではなくていいと割り切りましょう。

そしてとことん手抜きをすることで乗りこえることができます。
 

買い物はネットスーパーで

赤ちゃんを連れての買い物は思っている以上に大変です。重いものを買わなくてはいけないときなどは特に負担となります。

ネットスーパーを利用することで、家にいながらにして食品から生活必需品までを買い物をすることができます。

赤ちゃんのお世話をしているお母さんにとって非常便利なサービスです。

重いものやかさばるものを玄関先まで配達してくれるだけでなく、スーパーまでの移動時間がなくなることで時間が確保できます。

日ごとに掃除する部屋を決める

すべての部屋を毎日掃除、片付けする必要はありません。

今日はリビング、明日は寝室、明後日は浴室という具合に1日1か所ずつ掃除をするだけで十分です。

1か所だけでも掃除をした!という気持ちだけで、なにもできないという感情から解放されることができます。

動けるようになってきたら、1日2か所に増やしていけばいいのです。

家事の便利グッズを使う

掃除機をかけるのであれば、自動掃除ロボットに変えてみたり、洗濯物は乾燥機付きの洗濯機で乾かすまでを一気に終わらせてしまう、

食器洗いには食洗器を使うなど便利な家電にお任せするのもひとつの手です。

細かいところは大目にみて、楽で時短となる家事を心がけましょう。  
 

自治体のサービスや家事代行サービスを利用する

身近に協力者がいない、または実家が遠い、お父さんが多忙など、頼れる人がいないという場合も多いのが現状です。
 

自治体のサービス

国が推奨する自治体の産後サービスを利用してみましょう。自治体によって違いがありますが、産後ケアそのものだけでなく、産後ケア施設の利用ができたり、自宅訪問によるシッターなどを行っている場合があります。

事前に自分の住む自治体を調べておくといいかもしれません。

家事代行サービスを利用する

家事代行サービスは妊娠中から産後まで、お母さんの負担を減らすにはとても便利なサービスです。

日常的な家事、料理までをお願いすることでお母さんは赤ちゃんとずっと一緒にいながら産後の体をゆっくり休められるうえ、家の中はキレイで清潔な状態を保つことが可能となります。

体力的にも精神的にもゆとりがうまれるので、体の早い回復にも期待できます。

ベビーシッターやキッズシッターをおこなう家事代行サービスを利用すれば、兄弟、姉妹がいる家庭でさらにお母さんの負担を軽くすることができます。
 

まとめ

産後の体調は自分にしかわかりません、家事は無理をして始めないことが重要です。

回復中の子宮や骨盤に負担となるため、重いものを持つことも避けましょう。

できるだけ周りの人に協力してもらうことを心がけ、体調がいいと感じるときにできることをやるというくらいの気持ちでゆっくりと生活することをおすすめします。赤ちゃんが成長するにつれ、生活のリズムができてきます。

夜中の頻回授乳が減ってきたりすることで、お母さんも夜は寝られるようになります。

ほんの一時期だと割り切ることで、家事をしっかりやらなくてはいけないというストレスをためないようにしてください。

産後の家事の始めどきと注意点まとめ

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