毎日の家事に追われて余裕がない!
お家時間を有意義に過ごすためにも家事の負担を減らしましょう!
隠れ家事の存在
毎日、何気なくおこなっている家事。大きくわけると掃除、洗濯、料理、育児などになりますが、実はその中には細かい家事が多く含まれます。
ひと言で掃除といっても、掃除をする場所だけでも、リビング、各部屋、お風呂、トイレ、キッチン、玄関など多くの箇所が対象となるのです。さらに一か所の掃除の中にも小さな家事が隠れています。
例えば部屋掃除の場合では、掃除を始める前にまず床に散らばる物や子どもの出しっぱなしのおもちゃなどを片付けなくてはいけません。
ダッシュボードなどのホコリを払い、掃除機をかけます。フローリングの汚れによっては、雑巾がけなどが必要かもしれません。
ごみ箱のゴミをまとめたり、テーブルを拭いたり、ソファやラグの手入れも家事の中に含まれるのです。
このようにひとつの家事には多くの隠れ家事が存在します。それらを全てやるとなると、1日中休憩なしで動きっぱなしになってしまうのです。
家事の選択
すべての家事を行うのはとても大変です。毎日が家事一色になってしまい、せっかくきれいになったお部屋でもゆっくりすることもできなくなってしまいます。
それらを避けるために家事の選択をしましょう。とても簡単な方法です。自分や家族にとって必要な家事とやめてもいい家事=やめ家事に分けるだけです。
必要な家事
極端にいえば、やらなければ命にかかわるような家事を最優先として考えます。子どもがいる場合には育児は最優先事項と考えられます。
あとは、やらないと気持ちが悪い、または毎日やることになっても苦痛と感じない家事の順番に考えていきましょう。人によって重要度や家事の種類が違うものです。例えば、ハウスダストアレルギーがあるなら、掃除は重要度の高い家事となります。
やめ家事(やめていい家事)
やめ家事の基準はそれぞれに違います。もしかしたら毎日やる必要がない家事があるかもしれません。それらは回数を減らすことで負担を減らすことが可能です。
またそもそも必要のない家事をやっていた可能性も考えられます。例えば洗濯物を外に干すこと。必ずしも日光で乾かす必要はないのです。洗濯から乾燥までを全自動洗濯機に任せることで家事をひとつ減らすことができます。
必要な家事をさらに時短で!
家事の選択が済んだところで、やるべき家事を見直してみると生活する中で減らせる家事はあまり多くないと感じるかもしれません。
メインとなる、料理や洗濯、掃除はなかなか削ることは難しいものです。そこでさらにそれらの家事を時短で行うテクニックで乗り切るという方法があります。
やらなければいけないけれど、時短テクニックで終わらせることができれば、ストレスも溜まることなく時間を有効につかうことができるようになります。常にやらなければいけない家事に追われている状況から、ゆっくりとお茶を飲む余裕が生まれるのです。
プロが教える家事の時短テクニック5選
プロもやっている時短テクニックは色々な方法ややり方があります。しかしながらただそれだけを取り入れるだけではうまくいかないこともあります。それはそれぞれの家庭に合った方法ではない場合があるからです。
子どもが小さい家庭と自分で色々とやれる大きな子どもがいる家庭、また夫婦二人の家庭ではできることに違いがでてきます。そのために細かな時短テクニックは家庭に合ったやり方を見つけそれを随時アップデートしていくことをおすすめします。
ここではどんな家庭でも共通してつかえる時短テクニックを紹介したいと思います。
完璧を求めない
家事で完璧を求めることは、終わりが見えない作業を永遠におこなうことと同じです。次から次へとでてくるものだからです。
時短家事では完璧は禁物です。時間を作るために、効率を考えて時短作業をしているということを忘れてはいけません。完璧でないことにストレスを溜めないような気持が重要です。
家事の分担
ひとりの負担を軽くすること、ひとりにすべての家事を押し付けないことが時短につながります。どんな小さなことでもいいのでそれぞれがルールを守ることが大切です。自分で出したごみは自分で捨てる、自分の靴はそろえる、出したものは片づける、など小さな子どもできるようなことでも家事の分担の第一歩です。
便利家電をつかう
時間のかかる家事には便利家電を使うことをおすすめします。食器洗いなどは、食洗器を使用することでずいぶんと時間を短縮することができます。食洗器では、乾燥まで行ってくれるので食器を洗い、拭くという一連の流れがなくなります。その時間で食後のコーヒーを楽しむ時間もできるでしょう。ロボット掃除機や全自動洗濯機なども便利な家電で時短家事の役に立ってくれるでしょう。
ネットスーパーの利用
買い物は家事の中でも時間をつかう家事です。メニューを考えながら買うものを選び、よりよいものを目利きしながらスーパーをひと回りしなくてはいけません。また車で買い出しに行く場合には、道路状況などにも左右されやすいといえます。
スーパーが混雑していれば会計での待ち時間が待っています。それらを解決してくれるのがネットスーパーです。家で冷蔵庫の中身を確認しながら、ネットで注文、購入したものが家に届きます。買い物の時間ほとんどをゼロにできるのです。
家事代行サービスを利用する
家事のプロである家事代行サービスの利用も時短テクのひとつです。普段は簡単な家事を自分でこなし、週に1度、家事代行サービスの利用で、すみずみまでていねいな掃除をしてもらうという方法があります。また、家事代行サービスに家事をすべてお願いするという方法も選択可能です。どれくらいの頻度でサービスを利用するかは各家庭によって変わります。
契約時間内で家事を終わらせてくれます。その間は家事から離れて自由な時間を過ごすことができます。また掃除や洗濯だけでなく料理のサービスや作り置きのサービスを行っている場合もあります。おかずの作り置きがあれば、普段の料理の時短にもつながります。
まとめ
共働きが増え、仕事と家事の両立が大変という人が増えてきました。仕事をして疲れて帰ってきて、待っているのは料理や育児。
自分の時間が全くないという場合も多いのではないでしょうか。ストレスは溜まる一方になってしまいます。ゆっくりと過ごす時間は誰にとっても必要なものです。そのために家事をやめる、時短テクニックを使うことは決して悪いことではないということを誰もが理解することが大切です。女性が家事を担う時代はもう昔の話です。家族がみんなで家事に参加することでひとりひとりが有意義に過ごせる時間を作ることができるようになります。プロが教える家事の時短テクニックを参考に毎日を過ごしてみることをおすすめします。