自宅でできる感染予防策

新型コロナウィルス、インフルエンザウィルス、ノロウィルス…たくさんの感染する病気。自宅で可能な限り予防しましょう!

感染症とは

わたしたちの生活の中には多くの病気が存在しています。

そしてそれらほとんどの原因となるものは、細菌やウィルス、寄生虫などで様々な症状を引き起こし、多くの場合、感染症となって周囲に広がっていきます。

よくきく風邪(風邪症候群)、2020年~現在にかけて爆発的に広がりをみせる新型コロナウィルスを始め、冬に大流行を起こすインフルエンザやノロウィルスなどは感染症の代表的なものです。

ひとことで感染症といっても、さまざまな種類が存在するために症状や治療法はそれぞれにかわってきます。

高熱がでるもの、嘔吐下痢がおこるもの、鼻水やのどの痛みがあるものなど、病院での診断によって症状に合った薬や治療を行うことになります。

しかし新型コロナウィルスでは、未だ効果的な治療薬がない状態で、息苦しさや肺炎、急激な悪化など危険な症状がでることもわかってきています。

今はワクチンによって症状を最大限に緩和させることしかできないのが現状といえます。

感染症の経路

ウィルスや、細菌などは人の体内に侵入することで増殖、分裂して症状を引き起こすわけですが、そこで重要となるのが感染経路です。

感染症の経路は大きく接触感染、飛沫感染、空気感染によるものと考えられています。

接触感染

主に感染源との皮膚や粘膜のよる接触ですが、直接的なものだけではありません。それらの排泄物、触れた個所(ドアノブ、スイッチ、便座)や触れた食品などに付着したウィルスや細菌によって感染する場合も含まれます。

飛沫感染

感染源の鼻水や唾液などに含まれるウィルスや細菌が、くしゃみや会話などで飛散し、それを吸い込むことによる感染のことを指します。風邪症候群、インフルエンザなどが有名です。

空気感染

飛沫によるウィルスが水分を失い飛沫核となったものが空中に漂ったり、空間でほこりと共に舞い上がったものを吸い込むことで感染することです。ノロウィルスや結核などは、とくに空気感染の傾向が強いものです。

母子感染

妊娠中の妊婦さんが感染することでお腹の赤ちゃんに影響がおこるもので、風疹、麻疹、HIV、クラミジア、B型肝炎、C型肝炎などがあります。 

媒介物感染

昆虫や汚染された水、食品などを介して感染します。マラリアなどは、蚊が次から次へと吸血することによって感染してしまうことが知られています。また食品は新鮮なものを選び、細菌やウィルスを死滅させることができる加熱調理がおすすめです。

感染症にかかってしまったら

なによりも病院で受診し、適切な治療を受けることが早い回復につながります。

ウィルスが原因の風邪症候群やインフルエンザなどには、症状を緩和させウィルスの増殖を防ぐための薬があります。

また細菌による感染症の場合には、抗生剤を使うことによって、菌を攻撃し死滅させることで回復します。

ウィルスや細菌の種類によって治療法が異なるため、感染症の原因を突き止めなくてはいけません。

受診して検査を受けることで、原因となる感染源がはっきりし、明確な治療を受けることができるのです。

自身の判断で市販薬などを使用した場合、感染症となる原因と治療法が合っていなければ

一向に回復のきざしがない、症状が長引くといったことが起こりますので注意が必要です。
 

自宅でできる感染予防策

感染症にかかってしまうと、日常生活に支障をきたし、辛い日々が3日~1週間は続きます。

感染症にかからないためにも予防はとても重要なのです。
 

手洗い・うがい

外から家の中に入ったときには、あちらこちらに触れる前に手を洗います。

ウィルスや細菌の多くは、手指や爪の間に付着しています。その手でそのまま、目や鼻、口に触れることで体内に入り込んでしまいます。

石鹸を使い、30秒ほどかけて手首から指の先まで細かく丁寧に洗うことで、ほとんどのウィルスや細菌を洗い流すことが可能なのです。

簡単で最も効果的な手洗いは一番の予防策といえます。

またうがいは口腔内やのどに付着したウィスルや細菌を、外に排出する役割があります。うがい薬などを使用すると効果が高いと考えられます。

室内の換気・温度・湿度

締め切った屋内は、空気の流れが悪く停滞しやすい環境です。と、いうことはウィルスや細菌も空中に漂った状態になるわけです。

換気をすることで空気の流れを作り、空気を入れ替えることで空気感染を防ぐことができます。

冬などは外が寒く、部屋の温度を保ちたいために窓などを締め切りがちになってしまいますが、あまりよくありません。

また乾燥した状態は、ウィルスや細菌にとって生存しやすい環境です。加湿器や洗濯物の室内干しなどを利用して、部屋の湿度を適切に保ちましょう。

室内の消毒

家族の中で感染症に感染した人が出た場合には、他の家族にうつらないように感染者を隔離して、家の中を消毒する必要があります。

ドアノブやスイッチ、便座など、感染した人が触れたであろう箇所を除菌シートやアルコールジェル、次亜塩素酸を含むスプレーなどで拭きあげましょう。

しかしウィルスの種類によって、消毒方法が変わってくるので注意が必要です。

インフルエンザや新型コロナウィルスでは、アルコールの効果が高いとされ、ノロウィルスなどには次亜塩素酸などの塩素系が効くといわれています。

マスクの着用

マスクは飛沫による感染や空気感染を大きく防ぐ効果が期待できます。

それは自分から吐き出される飛沫と他人からの飛沫を吸い込む量をマスクをしていないときと比べ大きく減少させることがわかっています。

インフルエンザなどが流行する冬などは、外では積極的にマスクを着用することで感染を防ぐことが可能といえるわけです。

また新型コロナウィルスにもマスクは有効とされ、着用が推奨されています。

感染症にかかった家族がいる場合には、家の中でもお互いがマスクを着用することで感染を広げることを予防できます。

料理の出し方

一人ずつそれぞれのお皿にわけて食卓に出すことで、感染を防ぎましょう。

大皿から取り分ける場合や鍋などの場合には、取り分ける用の箸と自分の口に運ぶ箸を分けて使うことをおすすめします。

また感染者が家族にいる場合には、食事は別々にとることで感染を予防することができるのです。
 

免疫力を高める

規則正しい生活と適度な運動で感染症にまけない丈夫な体作りを心がけましょう。

一日3食、栄養バランスを考えた食事、十分な睡眠時間で早寝早起き、ストレスを溜めない生活、喫煙や飲酒などの生活習慣を見直す、

体を動かすことなどで日頃から基礎体力をつけておきます。免疫力が低下すると感染症にかかりやすくなってしまいます。

ワクチンの接種

ワクチンは少量の病原体を体内に入れることにより免疫を獲得する予防法です。

病院での接種となり、自宅でできる予防法ではありませんが効果的且つ、有効な手段です。

免疫ができると、感染症にかかりずらくなったり、やもしかかってしまった場合でも症状が軽く済んだりします。

ワクチンによって予防できる感染症は、風疹やおたふくかぜ、水疱瘡、インフルエンザなど多くあります。

感染症に感染することで重症化してしまうこともあります。ワクチンを接種することで感染症を予防しましょう。

まとめ

感染症に感染すると、つらいものです。しかし自宅でできる感染予防策は、簡単でありながら風邪やインフルエンザだけでなく、新型コロナウィルスにも効果が認められているのです。普段の行動として生活の中に取り入れ、感染予防に心がけましょう。
 
   

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